【2025年最新版】売れるLP制作の全手順！年商1億円デザイナーが教える「失敗しない構成」と3つの原則

2025.11.12

LPは3兆円※の通り道！

未経験コミュ障Webデザイナーだった僕が初月から案件獲得し、年商1億円のフリーランスWebデザイナーになれたのは、ランディングページ（LP）の理解を深めたからです。

こんにちは、LP制作の専門家として活動しているYuukiです。

今日は「売れるLP制作の流れ・手順」について解説します。僕が実際に1億円以上の広告を運用し、何千回と改善を重ねてきた汗と涙の結晶を凝縮したノウハウです。

・LP制作の3つの大原則とは？
・成果の8割を決めるファーストビュー（FV）の5つの要素
・感情を行動に変える12ブロック構成のテンプレート

この記事を最後まで読むことで、あなたのWebデザインの価値、そしてクライアントの売上を劇的に変える「行動の設計図」の作り方が手に入ります。ぜひ最後までご覧ください。

LP（ランディングページ）とは？HPとの決定的な違い

「LPとはLanding Page（ランディングページ）の略で、広告やSNSから“最初に着地する1枚”」を指します。

現在、日本ではインターネット広告で約3兆円※のお金が使われていますが、そのお金の多くが最終的にLP＝ランディングページを通って動いています。つまりLPは、【お金が動く瞬間をデザインしたページ】とも言えるのです。

混同されやすい「ホームページ（HP）」との違いを明確に理解しましょう。

上記は弊社サービスサイト（LP部）のページ。最後まで読むとわかるけど、この記事だってLPなんだよ！

ホームページ（HP）：【情報を広く伝えるページ】
ランディングページ（LP）：【行動を起こさせるページ】]

成果を10倍にする「3つのONE」の原則

そして、LPには「3つのONE」という大原則があり、これが欠けると成果は出ません。

・One Market（ターゲット）
・One Message（メッセージ）
・One Outcome（行動）

これはラブレターと同じ構造です。「あなたが（One Market）」「好きです（One Message）」「付き合ってください（One Outcome）」の3つが揃って初めて伝わるのです。

初心者が陥る失敗例：「ジャムの法則」から学ぶ

LP制作初心者のあるあるな失敗例として、One Outcomeの原則に背き、商品や選択肢を多く載せてしまうことがあります。商品数を多くすると、成果は【10分の1】になることも珍しくありません。

これは「ジャムの法則」という心理学の理論からも説明がつきます。

1995年、コロンビア大学のアイエンガー教授が発表した理論で、スーパーで「24種類のジャム」を並べたブースと「6種類のジャム」のブースを比較したところ、後者の方が購買率が10倍高かったというものです。

理由はシンプルです。人は、選択肢が多いと【決められなくなる】。つまり、「選択肢を減らすこと」が、LPで売上を上げる秘訣です。

LPは“情報のページ”じゃなく、“行動の設計図”であり、感情と行動をデザインするページです。この理論を知らずにLPを作ると、Webデザイナーは「価値のないLP」を納品し、経営者は「成果の出ないLP」にお金を払うことになります。

CTA（ボタン）は1つに絞り、「迷い」を無くす導線設計こそが、コンバージョンを生むのです。

FVの重要性：なぜ「3秒」で惹きつけなければいけないのか

LP制作の成果の８割は、この「FV（Firstview）」と呼ばれるエリアで決まると言われています。

3秒で惹きつけられなければ、下は読まれません。

本文を読む人の5倍が見出しを読む

つまり、100人中80人はFVで離脱し、本文を読むのはたった20人です。

「見つけてもらえる船」になるビッグアイデアの作り方

デイヴィッド・オグルヴィは、

すべての広告にはビッグアイデアが必要だ

とも言いました。ビッグアイデアのないLPは、暗闇に浮かぶ船のようなもので、誰にも見つけられることはありません。

「普通の訴求ではダメ」。ではどうするか？

私が実際に3万円の広告費を300万円以上の売上に変えた際に、手探りながら最初にやったのは「競合調査」です。

* 競合の訴求：「安い」「早い」「うまい」
* 私の戦略：強みではなく、オファーで戦う（初心者で強みがなかったため）

100社以上と取引してきましたが、実際に返金になったのは1件だけです。本気で価値提供をすれば、保証はリスクではない。むしろ、“信頼を一瞬で得るための武器”になります。

そして生まれたキャッチコピーが、お問い合わせを殺到させました。

「あなたが納得するデザインじゃなかった場合、お金は払わないでください。」このコピーの理屈が、「Triple Conversion Double Refund」という法則です。返金保証をつけることで、コンバージョン率は3倍になるが、返金率も2倍になるというものです。

ビッグアイデアは「コネクティブ（組み合わせる力）」

このコピーは、海外の有名な広告コピーを元に、「構造を抽象化して要素を入れ替えた」だけです。

「（行動した結果）お金を払わないでください」という型を見つけ、そこに「あなたが納得するデザインじゃなかった場合」という要素を入れたのです。

ビッグアイデアは「クリエイティブ」ではなく「コネクティブ」。新しいものをゼロから生み出すより、既存のアイデアを組み合わせる力が重要なのです。

売れるFVに必須の「5つの要素」と具体例

売れるLPのファーストビュー（FV）には、最低限この 5つの要素が入っています。

No.	要素名	目的とポイント
1	ターゲットコピー	誰に向けているかを一瞬で気づかせる。端折れるなら情報過多を避けるため端折るのが理想。
2	ベネフィットコピー	どんな理想の未来が手に入るか？具体的に、定量的に（例：「最短1ヶ月、5記事でお問い合わせ」）。
3	商品コピー	何を提供しているのか。「アメブロカスタマイズ専門店」など、あえて特化することで安心感と指名率を上げる。
4	オファーコピー	行動を促す強い提案。まずはリスト（見込み客）を取るために「無料30分コンサル」などをオファーにするのも有効。
5	信頼性コピー	実績・データ・第三者の声。人は「言葉」よりも「数値」で安心する（例：「反応率1.8倍アップ」）。

以上の5要素。

Bodyパートの役割：感情を理性で補強する「柱」

LPの成果の8割はFVで決まると言いましたが、残りの2割を支えるのがBodyパートです。

Bodyは“感情を理性で補強する部分”です。FVで「なんか良さそう！」と感情を動かしたあとに、ここで「なるほど、理屈的にも良さそうだ」と納得してもらう、感情を論理で支える“柱”です。

プロが実践する「12ブロック構成」のテンプレート

Bodyは全てテンプレ構成に沿っています。慣れてくると自然にこの順番で作れるようになります。

No.	ブロック名	役割とポイント
1	FV	コンセプトが最低限の文字量・情報量で訴求し、ターゲットの注意を引く。
2	オープニング	「誰がこの話をしているか」を明確にし、人間味（手紙調など）を出して信頼の接点を作る。
3	共感	「あなたの悩みはこれですよね？」とリストアップし、他人事ではないと感じる瞬間を作る。Bodyの中で最も重要。
4	スイッチ	「このままじゃダメだよ」と軽く危機感を与え、行動を促す（例：供給過多、デザインの危険性）。
5	特徴/ベネフィット	なぜこのサービスが効果的なのか？を数字で語り、理論的な裏付けへとつなげる。
6	社会的証明	アクセス解析、デザイン前後の比較（直帰率など）、SNS的な実績で信頼性を高める。
7	価格	複数のプランを提示して選びやすくする。
8	保証	心理的な摩擦を最小化するため、価格の直後に提示する。
9	特典	価値を上乗せし、お得感を出す。
10	フロー	申し込みから納品までの流れを提示し、不安を取り除く。
11	クロージング	最後の念押しと決断の後押し。
12	CTA	お申し込みボタンを設置し、行動を促す。

以上の12要素。

ユーザーの心理的摩擦を最小化するクロージング

クロージングブロックの順番は非常に重要です。

価格 → 保証 → 特典 → CTA

この流れにすることで、ユーザーの「高いな」「失敗したらどうしよう」といった心理的摩擦が最小になります。

結局、Bodyもコミュニケーションです。相手の不安を解消し、信頼を積み重ねていけば、結果的にコンバージョンは自然に上がります。

LP制作で成功するために、今日から始めること

今回のノウハウは、13年前に1000万円積まれても教えなかった、当時の僕の唯一の食い扶持であり、たくさんのビジネスに関わってきて肌で感じた競合に負けないための戦略です。

私が今こうして情報をオープンにするのは、案件獲得に困らなくなったこと、そして案件獲得に悩むクリエイターの救いになると思ったからです。

LP制作は、単なるWebデザインではなく「行動の設計図」をデザインすることです。今日学んだ「3つのONE」「ビッグアイデア」「FVの5要素」を、あなたの仕事に早速活かしてください。

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